6/7のまちの保健室(心にグサッと刺さったら…)

 心に突き刺さる言葉を言われた経験は、誰でもあると思います。

 

 「何てひどいことを言うのだろう…」

 

 自分を否定された気がして、気分がよいとはいえない状態になります。


 その言葉がきっかけで、その人に対してや、人間関係に苦手意識が働くようになります。

 

 今日のまちの保健室は、グサッと心が折れたひと言が飛び交いました。


 世の中には、ひどいことを言うヒト、いますよね…。本日参加されたみなさんは、ひどいことを言われた側で良かったと思います。ひどいことを言うヒトは、私自身がそのヒトとお仲間になる自信がないからです。プライベートであれば、その人との距離を作れば良いですが、職場や家族となると距離を作ることができません。


 こうなった時は、自分にあった心のストレッチ方法を身に付けておくと便利です。私の場合、気分の良くない状況に出会ったときには、「あっ、目の前に悪役現る!」と自分に言い聞かせます。
 「この悪役が、私を成長させてくれるんだ…」と、自問自答します。自問自答しているので、相手の話は、あまり耳に入ってきません。(入ってこないようにしているのかも…)


 相手にするのは、「相手」ではなく「自分」です。

 

 自分を守れるのは、自分だけですからね。

 

 都立中学の元校長先生からお聞きした、女子中学生の話を思い出しました。

 

 その子は、「相手がヘコむような言葉を教えてください」「ケンカで勝てるような言葉を教えてください」と相談をしに来たそうです。


 よくよく話を聴くと、男子からチョッカイを出される友人を助けたい気持ちから、このような背景に至ったそうです。

 

 「相手の心にグサッと刺さるような言葉を教えてください」

 

 この言葉には、その女子中学生の愛があったのだと思います。

 

 元校長先生も、そのことは汲み取ったそうです。

 

 そして、その女子中学生に元校長は、こう言ったそうです。

 

 「女の子はね、いつも、ニコニコしていたほうがいいですよぉ」

 

 逆にその女子中学生の心にグサッと刺さったのではないでしょうか。

 

 心にグサッと刺さって、心にスイッチが入る時もあります。

 

 その女子中学生はいつもニコニコと笑顔で、その友人と一緒にいる姿を校内で目にしたと、元校長は言っていました。


 心にグサッと刺さる言葉とは、相手の心を折るのではなく、勇気づけする言葉として使いたいものですね。


 「いやぁ~、まちの保健室って、本当に勉強になるわぁ~」(空想&想像中)
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 こんなことを言われたら、私も心にグサッと来ちゃいますぅ~(笑)


次回は、6月21日(水)10時です。心にグサッと刺さった人達、集合です(^^)/